2020/08/12 22:09

大分県西部地域にある玖珠町は、昔から玖珠米と呼ばれる大分県産米ブランドの地域です。寒冷地となる環境から表作=米作だけをする地域が多いです。二毛作となる冬季の農地活用は玖珠町の基幹産業である農業創生の課題でした。


2016年度、地域の課題解決策を考える大分大学COC+推進機構の教育プログラム 「地域ブランディング」の授業を実施した学生から「大麦の商品化による玖珠町の地方創生」を提案されました。

地方創生は地方の新陳代謝を活性化する行為と自分は解釈しています。

 代謝も基礎代謝と新陳代謝あります。大分県の高級ブランド米「玖珠米」の活性化は基礎代謝。玖珠町産もち麦は新陳代謝の分野と解釈しています。玖珠町産もち麦と玖珠米の「二毛作」栽培から六次産業となる加工食品開発は、玖珠町の魅力も農産物付加価値もアップする提案でした。

 しかし、当初「無理だ大分県で一番寒い冬の玖珠町でもち麦はできない!!」と、もち麦栽培に挑戦する農家も農業法人もいないゼロからの挑戦、その中で栽培してくれた3名の農家さん達と一緒に一般社団法人玖珠レーベルを起業し今期で3年目です。

大分県内外の消費者皆様の食卓に「大分県玖珠町産」と証明できる新しい玖珠町ブランド農産物の流通が始まりました。

みなさまの温かい応援・ご支援をお願いいたします。